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TS09 Proseminar

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導入演習受講者宛

付録Aの学習法みたうえで春学期最後のゼミで指摘した設問(だいたい次のようだったと思う。漏れていたら指摘してください)を参考に、付録Gのクーピッシュ論文を読んでみてください。

Questions
1  [例えば中古車の説例で]売買契約が無効になるのは、どのような場合か?
1.1 [クーピッシュは「能力(未成年者など)の理由でないほうが嬉しい」と行っている]なぜ「(行為)能力」の問題でないほうが具合がいいのだろうか?
1.1.1 「非債弁済の不当利得返還[所有権移転]請求(の訴え)」CONDICTIO INDEBITIがどのような請求(訴え)なのかを考えてみると良い。
2 [クーピッシュ論文の]説例は, なぜ中古車でなくてはならないのだろうか?
2.1 新車だとどうなるか考えてみると良い。(ちなみに産業革命以前には同じ物はなかなか作れなかった)
3 二重売買とは何が二重なのだろうか?
4 いわゆる「二重売買」が「売買と所有権取得」の(関係という)問題を考えるうえで重要であるのはなぜだろうか?
4.1 グロティウスもプーフェンドルフも筏津も「二重売買」を論じている。ローマ法やその中世の解釈はもちろん他の著者たちもそうだ。
5 なぜD 6.2.9.4(ディーゲスタ=*学説彙纂6巻2章=「プブリキアーナの訴え」の章9法文4項=5番目のパラグラフ)はNON DOMINUS(*非所有者)の話なのだろうか?
5.1 教科書『法知の科学』の索引で本文をみるとよい。
6 BONA FIDESは債務法と物権法で違った意味で使われる。どうなっているだろうか?
6.1  「善意」の意味は何だろうか。
6.2 なぜ、二つのまったく異なった意味をもつのだろうか?
7 ローマ法では、史料上、売主が所有者の場合と*非所有者の場合とがでてくる。近世自然法の史料(グロティウスやプーフェンドルフ、さらに[...]トマジウス、ヴォルフ)ではどうだろうか?
7.1 近世の自然法論者たちは、「売買と所有権取得」をどのように考えているのだろうか?

私は、「二重売買」論を含む「売買と所有権取得」の問題をまとめなおすつもりなので、秋学期には成果の検証をごいっしょにやってみましょう。